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建物が不同沈下してしまったら建物の不同沈下はすべての建物に起こりえる可能性があり、その要因をすべて取り除く事はあまり現実的ではありません。地盤の影響を受けた結果として起こりえる建物の不同沈下は、地盤の能力に依存する基礎を有する建物であれば、地盤の有する性能と建物が必要としている地盤の性能のバランスのあり方ではないでしょうか。不同沈下を起こさせないためには、必要とさせるデータを解析し必要とさせる性能を作り出す事にあると言えます。最初から作り出す必要が無い場合も有ります。逆にどうやっても必要とされる性能を作り出すことが出来るか難しい場合も有ります。 不同沈下が発生したら、まず原因の解明と今後不同沈下がどのように進行するかを検討しなければなりません。間違いなく言えることは不同沈下は、自然に回復する事はありません。もしそう感じたのなら、それは建物や床の傾斜にある程度神経や体が慣れただけでしょう。 では、どうすればいいのか。不同沈下を起こした原因から建物を切り離せば良いのではないでしょうか。簡単にたとえると不同沈下を起こすことの無い地盤と基礎(建物)を直接結べば、その間にある不同沈下を起こす可能性のある地盤の影響は無くなる事になります。そして不同沈下を起こすことの無い地盤の能力を使い、沈下した建物を水平修復する事も可能となります。 理屈は極めて明快で簡単です。ですが実際の施工には細心の注意が必要な工事です。不同沈下を起こして傾いてしまった建物自体をいくら修復しても、不同沈下を止めなければ建物自体の修復は意味を成さず、単なる調整でしかありません。 不同沈下を起こしたら、まず不同沈下を止め、建物の水平回復を行う事が必要だと考えます。その為にはアンダーピニング工法等による沈下修正工事を行う事を、考慮すべきだといえます。 |
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